40歳、女。転職で手に職の宝飾加工職人へ素人転職。何を考えての転職だったのか。

 

アラフォー。

４０歳で、また、転職しました。

転職先は、

宝飾加工職人。

しかも素人で。

なぜ、私は安定の超絶ホワイト福利厚生の某会社を辞め、

加工職人に転職したのか。

転職って一体、どう考えていけばいいのだろう。

を現していきます。

なぜ、安定否定、ありえない職人に？ 

氷河期クライシス思考から脱却したい

　私たち４０台あたりは、本当に厳しい世間の荒波、氷河期でした。

　・なんとか仕事をしなくちゃ、

　・なんでもいいから食わなくちゃ

　・ブラックでもいいから就職しなきゃ

　こんな調子で、非正規、期間限定職員、派遣・・・を転々としましたが

　この考え方自体から脱却したかったんです。

　いつまで、社会から忘れられた世代、不遇の世代、都合いい世代を

　やっているんだろう、と。

　もう自分には、

　なんでもいいから頑張らなければ

　という考えが染み付いているのが、時代遅れなのではないか、と

　思い始めたきっかけを思い出しました。

同じ会社の凄腕女性先輩が辞めた・・・

　福利厚生は超絶ホワイト、でも営業成績が全て、という会社にいました。

　本当に、恵まれた企業です。入りたい、と言う人が多いです。

　営業成績次第では、年収２千万という人もいます、本当に。

　　ただ、この会社、男社会です。歴史がある会社で男がメインで営業を

　していて、ここ近年、女性が増えたけど

　女性で稼ぐ人がいなかったのですが、

　男性社員も顔面蒼白、女性社員でナンバーワンの凄腕先輩がでました。

　むちゃくちゃ稼ぐんです。

　なのに、辞めた・・・

　衝撃でした。

　確かに、まだ２０台という若さもありましたが

　儲けられているのに辞めるって、、、、、という不思議感でいっぱいでした。

　辞める前に、私はこの先輩（県外なんです）に

　儲け方を伝授していただきたくて、アドバイスを求めてコンタクトを

　勇気を出してとりました。

　そこで

　「あなたは、本当は何がしたいの？」

　と、問われました・・・・・

何がしたいのかわからない。

　えっ・・・私は、営業ですごく成績をあげたいです！

　トップになりたいです。

　と速攻、答えたと思います。

　ただ、何か、、、こう、成績トップの遥か年下の先輩に見透かされている

　気持ちになり、戸惑いました。

　「それは、あなたの本心ですか？」

　・・・・・。

　私は、何がしたいのだろう。

　お金が儲かれば良い、と思っていたし、

　それは、したいことではなかったよな？

　非常に戸惑いました。

　これが、きっかけでした。

　私、、、何やってるんだろう、何かやりたいことを見つけなきゃ

　いけない、困った、焦った、わからない！

　ただ生きるのに精一杯の日々を送り続け、

　ここにきて、

　わからなくなってしまいました。

　いや、考え方の変革だったのかと思います。

　先輩が辞めた理由も、

　「これはやりたことではない」

　と、認識したからだそうでした。

　ただ、私との違いは

　やり遂げたか、やり遂げてないか

　先輩は、好実績を挙げた有名人。

　私は、下から１番目くらいの成績、かつ、入社１年。

　私、、、、こんな半端で辞めていいわけない。

辞められない理由を探すくせ：自分で考え出してない？

　　「成績も振るわず、たった１年で辞めるなんて。」

　　という考え方、どこで染み付いたんだろう、と今となっては思います。

　　ですが、それは、辞められない理由を

　　「自分」

　　に求め、自分が辞めないということを、決定づけている

　　ということです。

　　辞めることは、戸惑いであり、

　　仕事を失うことは怖いこと、家族がいる人もいる、借金があったり

　　お金の都合もある。

　　人は仕事から手を話すことは簡単ではない。

　　みんなそうですよね。仕事を離すことは非常にリスク。

転職は是ではない。検討するべきは今の仕事で足りるか、である。

　　気にくわないことがある

　　では、転職しよう。ではダメなんだということに気づきました。

　　今、辞めたい、と思っている方は、

　　一度、今の仕事を辞めずに、改善を図ることで思いとどまることもできる

　　はずです。

　　転職はしんどい、のである。

　　想像してください。

　　　・新しい人間関係

　　　・新しい評価体制

　　　・新しい環境

　　社会人の方、どう思われますか？

　　上記は非常に、自身にストレスがかかることですよね。

　　ただ今の一時的な感情の高まりにより

　　「よし！転職すっか！」という判断は一旦おいてください、

　　上記リスクを考えましたか？

　　それでも変わりたい方はいよいよ転職かと思います。

宝飾加工職人をなぜ、どうやって選んだのか

　　先のとおり、何がやりたいのかわからない。

　　そして、目の前にやりたくない、成果の上がらない仕事があって

　　その前から身内がなくなったショックから抜け出せない、

　　引越しまでしちゃうし、

　　よくありそうな話、　私

 　　「鬱」　

　　うつ病を発症しました。

　　それと同時に福利厚生は超絶ホワイトでいたので、

　　休職すると言う、ありがたい状態にありました。

　　お給料をもらいながら休めてしまうのです。

　　１ヶ月半ほど、ゆっくりできました。

　　毎日働かずに、空を流れる雲を眺め、

　　猫のトイレを洗ったり、

　　１日中、布団にいる、とか

　　とても素晴らしく、普段できない、と思っていることをしました

　　随分と、休めたと思います。

　　睡眠導入剤を飲んでみたり、ふわふわしながら。

　　そうなると、次に動きたくなるもので、

　　「私ったら、次、仕事どうしようかな・・・・」　つまりは、

　　今の仕事を続ける意思がないな、と笑ってしまいました。

　　ひとまず、次は、給与安くてもやってみたい、

　　または、とても楽で安定、定時退社の仕事〜〜〜

　　という、「自分本位」の仕事探しをしてみよう。と思い立ったのです。

　　したいこと、わからないな〜〜〜

　　ま、いいや。

　　そして、私が利用したのは、

　　ハローワークオンライン

www.hellowork.go.jp

地元の仕事を探すなら、ハローワークが一番よろしいかと。

スマホからも見られるし。

これを寝転びながら、片手にぽちぽち。と

こんな簡単でいいんですか・・・・と怒られそうですが、

４０才の女、これでキメました。

この求人に

「宝飾加工職人　未経験可　年齢制限なし」

ピピピ　と感じました。

私は、もともと、宝石大好きだし金大好きだし、面白そうじゃない？

とこれだけの動機です。

手先は器用な方か、とは思いますが、

全く関連のあることはしたことがありません。

未経験でもいい、って言ってるし。

面接だけでも。

うふふ。

これだけです。

つまりは、

「十分に休養をとったら、自分アンテナが復活してきて、

面白そうな方にカジを切ったのなら、そういうものに当たる」

ということかと思います。

本当、皆さんもやってみてください。

これくらい、力抜けてるときっと当たります。

年齢なんて。性別なんて。

どーでもいいです。

ひとまず、やってみたいこと、降ってこい。という大船に乗った感じで。