社長と社員のズレについて考察:なぜ、仕事辞めたい、がなくならない
先日書いた通り、人が続かない会社、
輝実の会社、の話。
「人が続かない会社の社長、会社の特徴:光の速さで出入りの会社は転職先には止めよう。」
先日、人が数人辞めてしまったので、
社長がようやく異変に気付き、東京で暮らしていたけど
3月まで地方の本社に戻って、改善を行う、となりました。
今いる社員やパートの中でも、相変わらず、
「辞めたい」
を連日聞かない日はありません。
なぜか考察してみた。
社長と社員とのズレ ーどうして社員は辞めたくなるのかー
・評価
評価のテーマはどこにいっても聞きますね。
おおよそ、誰だって、輝実だって評価って実は、嫌です。
評価に自信満々な人ももちろんいます、競って上に行ってと。
しかし、みんなそうでもないです。
なぜならば、評価は平等でないから、測れないから。
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社長は評価したがっているし、評価すべきでみんなの頑張りが報われる、
平等になる、と思っている。「評価は難しい、しかし、評価が制度にないよね」
あまり社長は空気を読める人ではない、というよりも
読めてしまう人だと社長に向いてないのかもしれません。
・責任
軒並み、責任を負うことが嫌です。
責任ってとても重いし、関わるとどうしても最後以上につきまとうもの。
誰もが責任は負わずにいたい。しかしながら、中間管理職もいないような
仕事先には、下のものが責任をいつの間にか負わされています。
また、給料相応、という考えも多く、対してもらっていない、パートなのに
平社員なのに、なぜ責任のあることをさせられるのか、耐えられない。
というもの。
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社長「パートの地位の向上が必要、社員とパートは大差ない、大いに
意見を出して、どんどん責任あることもやればいい。社員も頑張らないと
いけない、パートよりも時間が長いんだから」
・低賃金
低賃金でも良い、でも、責任を任されるような仕事するようなら
辞めたい。という人、または、賃金が低すぎる、けど、責任はこれ以上は
無理。 という、トータル的に賃金が低いという会社は多い。
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社長「給与アップを実現する。」
*試用期間の輝実は論外・・・・泣ける・・。
・休みの少なさ
有給は、30日前に申告しないと取れない。体調不良で休暇は給与が減る。
盆暮れ正月がない。有給から消化させられる。週休2日でない。
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社長「有給の取得方法は本日より改正!(これは良かったのでは)あとは
仕事の特殊性を考慮して、改善を図り、休暇を増やすことにする」
休みについてはなんとか少し改善が行われそう。
今回、このようにストレートな結果になれば良い方だと思いますが、
世の中、公休、としておいて結局出てきている人は多いのです。
課長は、言いました。
「休みは表の話、休みの日に出てくるこないは、個人の自由」
こういう課長がいるからこそ、部下はさらに嫌気がさすのです。
・管理職の欠如
責任を取れる、仕事がわかっている重鎮や管理職がいない。
自分たち平でなんでもやらないといけなくなるけど、判断が必要なことが
ほとんどであり、仕方なしに、優しい社員やパートが判断をしたり
責任を負う羽目になるのがいちばん、耐えられない。
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社長「管理職がいない。20代がどんどん育ってくれれば」
今すぐ責任や仕事について整理・責任を負う人が欲しいんです・・・。
・声を上げたもの勝ち
これはどの世界でもそうだとは思うのですが、
日本人は特に、黙っても相手を察するということに長けているし
空気を読む、読めない、にうるさい国民性。
特に、若いけど強い人・・・声を上げる人「給与少ない、もっと学びたい、もっと
やりたい」と声を上げると、案外社長は喜びます。
しかしながら、こういう人に限って、
「もっとやりたいと言っていたが、面倒なことは人に任せている、人にやってもらっている、いいところ取り」
ということがあり、黙って仕事を被ってやっている人は評価されない。
現場の社員やパートたちはこれをいちばんに嫌う。
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社長「君はよく頑張っているね。そうやって声を上げてくれないと
わからないんだよね。みんな押し黙っているからわからないんだよ。
これからは話ができる人間が必要になるから」
やはり、普通の感覚では社長は無理なんでしょうか。
日常での小さな積み重ねが大爆発になります。
大きな1発の爆発の方がまだ修復可能ですが、
毎日が小さく積み重なってきたものって、本当に取り返しがつかないことが
多い。
トータル的に置いて全国の社長は本当に、わからないだけだと思うんですよね。
自分の感覚を社員やパートに合わせていたら、それは労働者ですから。
かといって、掛け離れると、どんどん離職者は出てきます。
・人間関係
これは管理職にも言えますが、大人数でのいろんな人と関わりを持って
仕事をしないといけないところ、少なからず、少人数でもあると思います、
人間関係の悩み。誰かがツンツン系だったり、仕事がやたらやりにくい人
であると、一瞬にしてツンドラ気候ですよね。
ここで管理職に相談することもできずに、対立してしまって退職におわれる、
誰かが常に泣いている、という状態になることがあります。
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会長「会社は仕事をしにくるところです、私語なんてもってのほか」
ちょっとそれはズレてるかも。
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社長「いやいや、楽しさなくて仕事進む?どんどん話しようよ!」
親子喧嘩が猛烈に今でも行われているそうです。
もしかして、永遠に最後まで満足に働ける職場、というところは
ないかもしれません。
自分自身が、ズレているかもしれないし、
ズレてなくても、「数は力」その場での勢力が全て正解、となることも。