ひょっとして転職したい?私は40歳で職人になった。

アラフォー女の転職。手に職をと宝飾系加工職人に転職してみた。自分のために生きるべし。

社長と社員のズレについて考察:なぜ、仕事辞めたい、がなくならない

f:id:nyannyanmaruo:20190113234744p:plain

 

先日書いた通り、人が続かない会社、

輝実の会社、の話。

「人が続かない会社の社長、会社の特徴:光の速さで出入りの会社は転職先には止めよう。」

 

www.tenshokusagashi.site

 

 

 

先日、人が数人辞めてしまったので、

社長がようやく異変に気付き、東京で暮らしていたけど

3月まで地方の本社に戻って、改善を行う、となりました。

 

f:id:nyannyanmaruo:20181106214421j:plain

 

今いる社員やパートの中でも、相変わらず、

「辞めたい」

を連日聞かない日はありません。

 

なぜか考察してみた。

 

 

 

社長と社員とのズレ ーどうして社員は辞めたくなるのかー

 

・評価

  評価のテーマはどこにいっても聞きますね。

  おおよそ、誰だって、輝実だって評価って実は、嫌です。

  評価に自信満々な人ももちろんいます、競って上に行ってと。

  しかし、みんなそうでもないです。

   なぜならば、評価は平等でないから、測れないから。

  ⇅

  社長は評価したがっているし、評価すべきでみんなの頑張りが報われる、

  平等になる、と思っている。「評価は難しい、しかし、評価が制度にないよね」

  あまり社長は空気を読める人ではない、というよりも

  読めてしまう人だと社長に向いてないのかもしれません。

 

・責任

  軒並み、責任を負うことが嫌です。

  責任ってとても重いし、関わるとどうしても最後以上につきまとうもの。

  誰もが責任は負わずにいたい。しかしながら、中間管理職もいないような

  仕事先には、下のものが責任をいつの間にか負わされています。

  また、給料相応、という考えも多く、対してもらっていない、パートなのに

  平社員なのに、なぜ責任のあることをさせられるのか、耐えられない。

  というもの。

  ⇅

  社長「パートの地位の向上が必要、社員とパートは大差ない、大いに

  意見を出して、どんどん責任あることもやればいい。社員も頑張らないと

  いけない、パートよりも時間が長いんだから」

 

・低賃金

  低賃金でも良い、でも、責任を任されるような仕事するようなら

  辞めたい。という人、または、賃金が低すぎる、けど、責任はこれ以上は

  無理。 という、トータル的に賃金が低いという会社は多い。

  ⇅

  社長「給与アップを実現する。」

  

  *試用期間の輝実は論外・・・・泣ける・・。

 

・休みの少なさ

  有給は、30日前に申告しないと取れない。体調不良で休暇は給与が減る。

  盆暮れ正月がない。有給から消化させられる。週休2日でない。

  ⇅

  社長「有給の取得方法は本日より改正!(これは良かったのでは)あとは

  仕事の特殊性を考慮して、改善を図り、休暇を増やすことにする」

  

  休みについてはなんとか少し改善が行われそう。

  

  今回、このようにストレートな結果になれば良い方だと思いますが、

  世の中、公休、としておいて結局出てきている人は多いのです。

 

  課長は、言いました。

  「休みは表の話、休みの日に出てくるこないは、個人の自由」

 

  こういう課長がいるからこそ、部下はさらに嫌気がさすのです。

 

 

・管理職の欠如

  責任を取れる、仕事がわかっている重鎮や管理職がいない。

  自分たち平でなんでもやらないといけなくなるけど、判断が必要なことが

  ほとんどであり、仕方なしに、優しい社員やパートが判断をしたり

  責任を負う羽目になるのがいちばん、耐えられない。

  ⇅

  社長「管理職がいない。20代がどんどん育ってくれれば」

 

  今すぐ責任や仕事について整理・責任を負う人が欲しいんです・・・。

 

・声を上げたもの勝ち

  これはどの世界でもそうだとは思うのですが、

  日本人は特に、黙っても相手を察するということに長けているし

  空気を読む、読めない、にうるさい国民性。

  特に、若いけど強い人・・・声を上げる人「給与少ない、もっと学びたい、もっと

  やりたい」と声を上げると、案外社長は喜びます。

  しかしながら、こういう人に限って、

  「もっとやりたいと言っていたが、面倒なことは人に任せている、人にやってもらっている、いいところ取り」

  ということがあり、黙って仕事を被ってやっている人は評価されない。

  現場の社員やパートたちはこれをいちばんに嫌う。

 

  ⇅

  社長「君はよく頑張っているね。そうやって声を上げてくれないと

  わからないんだよね。みんな押し黙っているからわからないんだよ。

  これからは話ができる人間が必要になるから」

 

  やはり、普通の感覚では社長は無理なんでしょうか。

 

  日常での小さな積み重ねが大爆発になります。

  大きな1発の爆発の方がまだ修復可能ですが、

  毎日が小さく積み重なってきたものって、本当に取り返しがつかないことが

  多い。

 

  トータル的に置いて全国の社長は本当に、わからないだけだと思うんですよね。

  自分の感覚を社員やパートに合わせていたら、それは労働者ですから。

  かといって、掛け離れると、どんどん離職者は出てきます。

  

  

・人間関係

 これは管理職にも言えますが、大人数でのいろんな人と関わりを持って

 仕事をしないといけないところ、少なからず、少人数でもあると思います、

 人間関係の悩み。誰かがツンツン系だったり、仕事がやたらやりにくい人

 であると、一瞬にしてツンドラ気候ですよね。

 ここで管理職に相談することもできずに、対立してしまって退職におわれる、

 誰かが常に泣いている、という状態になることがあります。

 ⇅

 会長「会社は仕事をしにくるところです、私語なんてもってのほか」

 ちょっとそれはズレてるかも。

  ⇅

 社長「いやいや、楽しさなくて仕事進む?どんどん話しようよ!」

 親子喧嘩が猛烈に今でも行われているそうです。

 

 

 もしかして、永遠に最後まで満足に働ける職場、というところは

 ないかもしれません。

 自分自身が、ズレているかもしれないし、

 ズレてなくても、「数は力」その場での勢力が全て正解、となることも。