試用期間って？ 労働者側からの視点：会社側に解雇されるのが容易なこと？

現在、私は正社員採用とは言え、

よくあるある、

試用期間、という状態です。

先日から、あれ？ということが多くて、心寂しいと言いますか。

何があったかというと、

・人事でもめて大変なことについての上層と飲み会に呼ばれない

・肝心な話し合いに呼ばれない。

・セミナーへの参加は、「社員だけ」と言われ断られる

正直な気持ちを言えば、

飲み会とか付き合いなんて行きたくもない、

セミナーとか、勉強なんてしたくない。　

ですが、

社員採用であるにもかかわらず、社員扱いされていないという現実に、

格差と残念さを感じてしまい、ショックを受けています。

さて、せっかくですので、試用期間についての

法的根拠等、調べて強くなりましょう。

試用期間とは何？

試用期間とは？

　「解約権留保付き労働契約」　と言います。

　　正社員とは違い、広い範囲で解雇が認められる労働契約をいう。

試用期間の長さは？

　１〜６か月が一番多く、１年を超えての試用期間の設定や

更新は、労働者の合意が必要。

試用期間満了後、解雇される？

　特段の理由がない限り、一般的に広く理解されるような理由がない限り、

解雇して良い理由はありません。

　・出社不良

　・会社が知りえなかった事実が判明（犯罪、病気等）

　・著しく業務に支障がある

など、こういったことがない限り、一方的に解雇されることは認められません。

試用期間中の解雇ってあるの？

　解雇する場合は、まっとうな理由と、４０日前に解雇の通告または、

それに相当する金額の補償をしなければいけない、と決まっています。

　普通に首にされる時と一緒ですね。

会社の経営不振だ、とか、そういう問題でも雇い止めは認められません。

すぐに、労働基準監督署に相談しましょう。

試用期間を理由に、不当な要求や理不尽をしてはいけない

　これは大人なら当たり前だとは思うんですけども

　あなた、試用期間中だから　あれもこれもやって。ではおかしいですよね。

　試用期間だから、給与が少ない上に、失敗した分を載せて給与を払う、

　などは、本当にすぐに労基署へ行きましょう。

まとめ

　企業側も労働者側も、試用期間という理由により、

　お互いの様子見をしているということです。

　　普通の労働問題、労働法と少し違えどもほとんど一緒です。

　労働契約を結んだからには、労働者側を重視する傾向がありますが、

　不当な解雇、不当な要求、不当な契約、は

　専門家の労基署に必ず相談し、泣き寝入りしないようにしましょう。

　何れにしても、

　　将来は、良い会社しか残れないと思っています。今の若い世代は

　本当に賢く進化しています。変なことをする企業については、

　ネットの時代、あっという間に噂は広まり、希望者が入社せずに

　労働力を得られずやっていけなくなるでしょう。

　　労働人口が減っている今、私たち、労働者についても節操ある毎日と仕事での

　態度は必要ですが、減るということは、企業は労働力を得られなくなります

　　どんなに機械化が進んだとしても、です。

　　私は未来において、誰もが働きたいことを尊重できて、

　かつ、ブラック企業が消えて無くなると感じていますが、

　さてさて、どうでしょうか。