ひょっとして転職したい?私は40歳で職人になった。

アラフォー女の転職。手に職をと宝飾系加工職人に転職してみた。自分のために生きるべし。

【親】③脳は待ったなし 後遺症も考えろ <重要> 病気で倒れてしまった家族を守る方法。一人っ子の私。親は歳をとる。

この話は、 母が倒れた原因、くも膜下出血

それに関連性のある、脳梗塞

実際の話をします。

 

脳の病気は、発病してからが勝負です。

絶対に、体験談を見ておいて損はないですし、

二の舞になることなく、家族、ご自身を守ってくださいね。

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切らないで治す、という、このテレ東 の放送が気になりますね・・・・

 

長いですが、今後のためにぜひ、読んでください。損得勘定なしです。

 

 脳卒中とは

 脳出血脳梗塞など、脳のよくある病気について指します。 

 総合的な呼び方で、脳卒中です。

 母は、くも膜下出血でした。

 とんでもなく頭痛がします。

 

くも膜下出血の原因

 いろいろありますが、

 母には、大きな動脈瘤がありました。

 これが裂けた多様です。

 ですが、こういう病気の原因を作りやすいことを列挙します。

 

 ・ストレス

 ・辛いものがすき

 ・高血圧

 

 です。なんと、母は3つともに当てはまります。

 血圧は、200を超えることもあり、入院させられることもありました

 毎日、頭が痛い、と言いながら走り回っていました。

 

 そして、ストレス、昼、よると働いている体でした。

 ずっとです。いろいろと家計の事情もありました。

 私もすねをかじりました。

 父と特別仲が良いわけでもない。

 ちょっと特殊な関係だったし。

 

 極端に、辛いものが大好きでした。

 ストレスからくるものだと思うのですが、

 辛いものばかり食べていると、これ、不思議なのですが、

 怒りっぽくなります。本当に。

 中毒性もあるし、でも、本当はあまり食べないほうが良い。

 

脳内出血後に起こること

 これは、意外と知られていません。

 出血後、2週間が山である、と罹患した家族には絶対、告げられているのです。

 何で山があるの?

 実は、体は、体を、脳を守るという生理的防衛反応のようなものがあります。

 「血管攣縮」 れんしゅく と読みます

 これは何か、と言うと

 とっさに、出血したところを守ろう、血を止めよう、修復しようとするのか、

 血管がぎゅっと閉まってしまう、こんな生体反応が勝手に起こってしまうようです。

 

医学の限界

 この攣縮については、必ず起こるのに 未だにこの時代の医学では

 この発作的反応を止められないのです。対処療法しかありません。

 起こることがわかっているのに、止めることはできない、一体、どうなってるん

 でしょうか、こんな先端の時代で未だにできないことだらけなんですよ。

 もう、怒りが収まりません。なぜ、できないのか。研究、怠けてない?

 ごめんなさい、言い過ぎた。。。

 

くも膜下出血の予後の成績とは

 くも膜下出血を起こした人の予後については、

 

 1/3 の人が 死に

 1/3 の人に 後遺症が残り

 1/3 の人しか 社会復帰できない

 

 と言うものだそうです。

 とんでもなく恐ろしいものです。

 私は絶望しながらも、うちの母なら絶対に社会復帰に入る、

 と根拠のない自信に溢れていました、というか、そう思うしか

 自分を救う手立てがなかったのかも

 

くも膜下出血の救急対応、治療方法について

 即手術が望ましい、 血管攣縮も出血の量に応じて度合いが変わる、

 という報告もあります。確かに、うちの母はひどかった。

 すぐ止めるように、

 ・塞栓コイル という、瘤(りゅう)と呼ばれる 血管のコブに

 スプリングみたいなのを入れて瘤に血が流れないようにする、のが

 主流のようです。

 

術後の予後

 手術後も、脳での出血等、他の脳が圧迫されたりして正常な判断や

おしゃべりができなくなっていくことが多いです。

母もそうでした・・・・。

 

 家族は、絶望の淵に落とされます。

 ただ、ずっと、

 どうか、助かってほしい、誰か、助けてほしい、

 絶対に治る。と思い続けます。

 

 ・ドレナージュという、直接、脳の出血を流すために

 脳から管をとおし、ビニル袋に直接血と余分な水分を流すことをやっています。

 

 ・降圧剤、安定剤、栄養剤、、、

 とんでもない数の点滴注射に、徹底管理された集中治療室で

 相当長い時を過ごします。

 

脳に水がたまる:水頭症

 脳内で大変なことが起こっていることは体はよくわかっています。

 脳を冷やそうとする、余計な水分が出る、ということで

 脳に水がたまっていきます。

 これが、水頭症

 水がたまるってことは、脳を圧迫することになるので、

 どんどん、意識がなくなります。

 ただ、水を抜くとすぐに意識が帰ってくるそうなので、

 水頭症で慌てないようにしましょう。大丈夫。

 

脳の腫れが引かないと:開頭手術

 聞いただけで、私は倒れそうでした。

 脳が腫れてしまい、頭蓋骨が邪魔になるんだそうで、

 頭蓋骨を外して、しばらく脳をフリーにしてあげるというものだそうです。

 ・・・怖くて、できたら開頭だけはやめてほしいと思っていました。。。。

 

一番の重要ポイント

 水頭症と併発した血管攣縮は見逃されやすく、処置が遅れる。

 集中治療室に入っていながら、見逃された結果、

 脳の半分が壊死することになった母。

 声をあげて泣き叫んだ集中治療室と、医師の無念、という言葉を

 死ぬまで私は忘れないでしょう・・・・。

 

 水頭症は、脳が水に圧迫され意識がなく眠っている状態になります。

 つまり、反応がもともと確認しづらい

 

 そこに、血管攣縮が来ると

 脳梗塞のように、しゃべれない、うなだれる、反応できない、等の

 反応があるわけですが、

 水頭症のために、発見が難しいとのこと。

 毎日CTを撮るのも被曝量があって無理、とのこと。

 

 どうにかならないのでしょうか?

 母は、水頭症以外は、順調に回復していて

 じゃぁ、水を抜きましょう! と医師も明るく、追加で手術の日程を

 決めて同意して帰った、その夜に連絡がきました。

 

 お母さんの脳の半分は血管攣縮で脳梗塞になり、死んでしまっている、と

 

 素人の私たちにできることは

 本当に無に等しいです。

 

 水頭症で意識なく、大きないびきをかいて

 手足・顔も人でないくらいにパンパンにむくんで

 

 病院側と医師、看護師とのコミュニケーションを密にしましょう・・。

 

発症後痛いときや出血塞栓手術後すぐに話をしておこう

 縁起でもないのですが、

 予後が悪化するのが、くも膜下出血等、脳内出血です。

 

 意外ですが、頭痛発症後だったり、出血を止める手術後は

 意識がしっかりしており、お話もできます。体に負担にならないくらいに。

 水頭症も人によりますが、きてからでは遅いのでぜひ、お話してあげてください。

 

 ・大切なことを聞いておこう 通帳だったり、生命保険だったり。

 ・安心していてほしい、大丈夫だよ、心配ないよ と存分に励まそう

 ・大好きで愛しているよ、ということも伝えたい

 

 もっと辛い体験をされている方、

 現在、そういう中におられる方、

 その後の期に入っておられる方、

 

 みんながそうではないことはわかりますが

 これは一つ、誰にでも起こることですから、

 ご容赦ください。

  もう、悲しむ人を増やしたくありません。

 どれだけの後悔と、悔しさ、悲しみがあるか。

 未だに私は消化できていないし、むしろ、どんどん後悔しています。

 

 誰かの助けになれますように。