【親】④<脳梗塞>脳は待ったなし 後遺症 後遺症を軽くしたい
その後、母は、
ほぼ目がさめることがなく
少し目を開けたと思ったらすぐに眠りに入ってしまう。
普通、些細な物音だけで、起きてしまう人だったのに、
とてもありえない現象が目の前で起こっているのに、
何をしても、、、
買い物に行っても、テレビ見てても、
ずっとずっと号泣ばかりしていました。
その後、後遺症はみるも顕著で。
どうなるものか、また、後遺症を軽減するには?、を、お伝えしておこうと思います。
後遺症を軽くしたい
なぜ後遺症が出るのか。
生物は、脳から指令を受け、生命活動(呼吸・心拍)、動作、などを
すべて行っている、司令塔。
脳は、いろんな名前の箇所で呼ばれていて、それぞれ場所によって
役割が違います。どこかが壊れてしまったら、動かなくなる精密機器と
似ているかもしれません。
脳梗塞 とは
脳梗塞とは、脳の血管がなんらかの原因で詰まり、血液が送られないので
脳に、栄養・酸素がいかなくなり、脳細胞が壊死してしまいます。
脳細胞の復活?
ありえません。一度死んでしまった細胞は、戻りません。
つまり、二度と取り返しがつかないです。
泣いても、叫んでも戻ってくれません。
現代医学・科学では不可能。早く、ips細胞を移植して復活する、
というような夢を私は見ています。。
後遺症は?
一度、壊死した脳は戻らない。その、壊死した場所が問題で、
男女によっても役割を果たしている場所が違うし、
左利きの人、右利きの人によって、違うとも言われており、
一概に、これ!と言える後遺症の場所はみんなが一緒ではありません。
一般的に、
- 左脳
が詰まれば体の右半分が動かなくなる、
理性、言語など、人の理性の分野を司ると言われている。 - 右脳
が詰まれば左半分が動かなくなる、
運動、音楽などを、どちらかというと文化的な分野を司ると言われている。
同じ症状はない?
なぜなら、人は人生でいろんな経験をし、人と全く同じなことはしていません。
遺伝もあります。
しかも、出血する場所が人にもよるわけで、損傷する脳の場所が、てんでみんな
違う、ということは、後遺症も全く同じもがない、ということですね。
母の場合、左脳全部が脳梗塞でした。言語を失い、右半分の空間を理解でき
ない、誰が誰か多分わからない右半身麻痺、飲み込みができない、トイレの
意思表示すらできない、というものでした。
後遺症を軽くするには
発症後、早くからのリハビリが肝心です。人の体は、1日でも寝たきりにな
るとあっという間に筋力は衰えます。ましてや、麻痺してしまった場所
は、自身で全く動かせないため、普通よりもすぐに退化してしまったり
します。
リハビリ専門の病院を見つけること
重要です。熱心なリハビリの病院を見つけたいものです。
あらゆる人から聞いて調べましょう。
私は地方に住んでいますが、地方都市や、都会の方が進んでいる
もんだなーと大変羨ましかったです。
特に一番頼りたかった、言語聴覚士が本当になかなかいないです。
場所によると、鬼のリハビリを行う病院があるようです。
発症後3日程度から、スクワット、腕立て、をできないけども、
泣こうが叫ぼうが、させるらしい。
でも、これぐらいのものがいるのでは、と思います。
症状固定を防ぎたい
手くびが曲がったままの方もいます。自分でコントロールできない
けども、早くからリハビリを行っていたら、もっと違っていたかも
しれません。こういう、症状固定になる前に、リハビリを熱心にすれば
だいぶ違います。
動かすとかなり痛いので家族も諦めがちに。
麻痺した場所を動かすことは大変、痛みを伴います。
母は、言葉も失い、痛い!とも言えませんでした、でも苦悶の顔を浮かべ、とてもじゃないけど、家族はそう言う顔を見ると、動かすのをやめます。
痛かろうが叫ぼうが、ある程度の麻痺した指や腕を動かしてあげることは、
大変助けになります。
家族にできる、リハビリを、リハビリ専門家にきいて、家で取り入れましょう。
家族も疲れないようにする
何気に、一生懸命になり、
また、頑張らないとこの人が!って
いう強迫観念にちかい感情が出ます。
しかし、付きっきりは辞めて、
ある程度は専門家や、周りの家族にも
頼り、自分を解放してあげる
時間を作りましょう、ちょっとしたことで
いいんです。
発病は誰も悪くないんです、
あなたのせいでもない。
自身を守ること、を心がけてください。
ボツリヌス菌注射
最近の医学ですね、
猛毒と言われるボツリヌス菌を注射することによって、
もう、麻痺してしまった手や指の症状を和らげることができるそうです。
これは、医学的に証明されていることなので、
ぜひ、気になる方は、「ボツリヌス菌 注射」
で、検索してみてください。
ただし、医学あるある、で、
保険対象外で、実費かもしれません。
まとめ
- 早めのリハビリ開始
- 毎日コツコツ
- 痛くても頑張る意思
- ボツリヌス菌注射
- 良い医者、専門家
- 自身をたいせつに
- 周りに助けを求める
あの、西城秀樹さんも、相当なリハビリを越えたのだと思います。
そして、協力的なリハビリ専門家も
いた事だろうと思います。
1人で頑張ろうとせず、いっぱい
人に助けを求めてください。
ご自身のために、家族のために。