うちの猫との馴れ初めを。どんくさ猫⑤:ファイナル。ヒモ男、誕生。
私のお気に入りの写真。
うちの子になった後と前を写真に納めました。
こんなに猫も顔が違うんですよ。
さてさて、続きを。
こうやって、手なずけてしまったからには、
もう飼うしかないし、飼いたいし。
一つ、大問題があった。
それは、親が同居。
親が昔世代というか、獣は外で飼うもの世代なんですよね、
それに加え、母親が、
大の猫嫌い。
絶対、反対されるのであった。
一度めのジャブ。
「ほら、うちの庭に猫ちゃんが。」
母:「汚い猫やな。なんか投げつけるか・・」
「でも、ほら、可愛いやん。」
母:「あんな睨んでくるのに?」
「かわいそうに、、、お腹すかせてるんだろうな。」
母:「・・・・飼わないよ!」
さすがですよ、母は生まれた時から私と一緒にいる存在、
私が言いたいことが手に取るように分かるようです。笑
さーどうするか。
この頃、家にまだ上げられなくて(母にバレたら石投げられる)
庭の小屋の屋根の隙間にこの子は、寝床としており、
仕事から返って、オーーーーイ、帰ったよー!と大きめの声でいうと、
にゃーん。 と言いながら、駆け寄ってくるようになっていました。
逢瀬ですよ、笑
もう、こんな可愛い生き物を放置できるわけないじゃないですか。
彼(猫)も、もう、家に上げろよ、もういいだろ・・・と
要求してくるようになりました。大胆な・・・、笑
私は、母を落とす作戦を考えました。
と言っても、そんな手の込んだことは思いつかず、ただ、
この猫が可愛いから飼いたい。
ちゃんと世話するから、
自分の部屋から出さない、
ことを条件に、どうだ!と
3日かけて説得に当たってみました。
何気に、庭ですり寄ってくるのを母も見ているので少々
情が移っていたのだと思われます。
雑巾が、すり寄ってくる・・・と思っていただろうけど、
そこは、生き物。
ちょっと可愛いな、と思ってだんだろうと。
「わかった。部屋から出すな。」
を条件に、ようやく飼う許可を得ました!!!!!!!!!
喜んで、彼(猫)に報告したら、大喜びで駆け上って家に上がりました。
そして、この頃12月。寒い時期だったので、
人間の使う布団、に初めて触れ、安心してホクホクで一緒に寝ました。
・・・ダニ・ノミが心配だったけども、許可が夜になったので。
翌日、動物病院に連れて行き、ノミ駆除(全くいなかった)
耳ダニがいたので、しばらく通院となりましたが、
この時、彼は肝臓の数値が高く、しかも発熱していました。
今まで、本当によく頑張ったね・・・・・
今度は、私が頑張る番だ(金銭面で特に、笑)
ヒモ男、誕生の瞬間。
ヒモがつないだ縁。
めでたしめでたし。